
AIで作り直した記録
makidai自社のDX事例
静岡市清水区のmakidai合同会社が、自社の業務の困りごとを、AIで解決するために作った仕組みの一覧です。どれも、牧田がAI(Claude Code)と一緒に設計し、今日も自社の仕事で動いています。
牧田はプログラマー出身ではありません。お客様の会社でも、同じ考え方で、1つの業務から小さく作って動かします。
9つの仕組み

経費ボット(freee版・最初に作った仕組み)
困っていたこと 領収書を後でまとめて入力しようとすると、記録されずに消えていく。
作ったもの LINEに領収書の写真かPDFを送ると、AIが日付・金額・税率別の内訳・取引先・インボイス登録番号・支払い方法・勘定科目を読み取り、freeeに取引として登録し、画像も添付する仕組み。
変わったこと 受け取った瞬間に写真を送るだけで、経費の記録が終わる。情報が足りないときだけ、LINEのボタンで聞き返される。
経費ボット(マネーフォワード版・会計ソフトの乗り換え)
困っていたこと 途中で会計ソフトをfreeeからマネーフォワードに変えることになり、経費ボットもそのままでは使えなくなった。
作ったもの LINEに写真を送るだけ、という使い方は変えずに、登録先をマネーフォワードに作り替えた。
変わったこと 会計ソフトを変えても、毎日の作業は「領収書の写真をLINEに送る」だけのまま。
名刺管理アプリ
困っていたこと 名刺管理サービスの有料プラン(年6,000円)を、保管庫としてしか使っていなかった。
作ったもの スマホのホーム画面から使う、自社専用の名刺保管庫。撮影した名刺はAIが読み取って登録する。1,691人・2,198枚の名刺と、2,636枚の画像を移した。
変わったこと 有料プランを解約し、年6,000円が不要になった。名前や会社で探して、3タップ以内で電話・メール・地図を開ける。会う前に「いつ・どの肩書きで会ったか」を1画面で確かめられる。
社内ノート(Notionのような社内データベース)
困っていたこと 顧客、案件、登録したサービスの情報が散らばっていた。
作ったもの 顧客ごとのページ、表、ブロック単位の編集ができる社内サイト。Notionから9つの表・2,487行を移した。入口はGoogleログインで、社外からは見えない。
変わったこと AIの開発環境が、サービスに登録するたびに「案件・サービス・URL・登録メール」を自動で記録する。パスワード本体は、パスワード管理ソフトに分けて置いている。
迷惑メール判定
困っていたこと 迷惑メールと飛び込み営業が多く、本物の問い合わせが迷惑メールのフォルダに紛れることがあった。
作ったもの メールソフト(Thunderbird)の追加機能。決まりごとで判定できるものはプログラムで決め、意味の判断が必要なものだけAIに聞く。
変わったこと 迷惑メールのフォルダに入った正常なメールを、救い出せる。本物の問い合わせを捨てないことを優先し、取引の履歴がある相手のメールは受信トレイに残す。実際のメール約800通で精度を確かめた。
サイト更新ボット(LINEからホームページを更新)
困っていたこと ホームページの小さな直しを、毎回パソコンを開いて行っていた。
作ったもの LINEで「トップの営業時間を10時からに直して」と送ると、AIが該当箇所だけを書き換え、確認用のURLを返す仕組み。
変わったこと 「公開する」ボタンを押すまで本番は変わらない。スマホだけで直しが終わる。今はお客様のサイトにも提供している。
朝レポート(検索順位とアクセスの報告)
困っていたこと 検索の順位やアクセスを見るのに、毎回管理画面を開く必要があった。
作ったもの Google Search ConsoleとGoogleアナリティクスを毎朝自動で読み、狙っている検索語の順位、前週比、訪問者数をLINEに1通で届ける仕組み。
変わったこと スマホで現在地が分かる。追う言葉を足すのは、設定に1行足すだけ。
メールの日程をカレンダーへ
困っていたこと メールやグループウェアに書かれた日程を、カレンダーに手で打ち直していた。
作ったもの 日程の部分をなぞって右クリックすると、日時・場所・詳細が入ったGoogleカレンダーの予定作成画面が開く追加機能(メールソフト用とChrome用)。
変わったこと 打ち直しがなくなる。保存の前に確認画面が出るので、読み取りの間違いはその場で直せる。
小さな自動化(リマインド・通知・バックアップ)
困っていたこと 予定の思い出しや、申請の見落とし、パソコンが壊れたときのデータ消失が心配だった。
作ったもの 決めた日の朝にLINEへリマインドを送る仕組み、申請フォームが送られたらLINEに知らせる仕組み、全プロジェクトを毎日非公開で保存するバックアップ。
変わったこと 忘れていても、LINEで気づける。バックアップは、動画や鍵のファイルを自動で除外して送る。
共通している作り方
9つとも、同じ順番で作っています。お客様の会社で作るときも、この順番は変えません。
入口はLINEとスマホ
9つのうち6つは、LINEかスマホから使います。新しいアプリの使い方を覚えなくても、今日から使えるようにするためです。取り消せない操作(公開、送信、支払い)は、必ず人がボタンを押す作りにしています。
使っている技術
| 役割 | 使っているもの |
|---|---|
| AI(読み取り・判断・文章) | AnthropicのClaude。必要に応じてほかのAIと使い分ける |
| 入口 | LINE、スマホのブラウザ、メールソフトとChromeの追加機能 |
| 動く場所 | Cloudflare(Workers・Pages・D1)、GitHub Actions |
| 開発 | Claude Code(AIと一緒にプログラムを作る道具) |
よくあるご質問
- 同じものを自社にも作れますか?
作れます。ただし、まず御社の困りごとを1つ聞かせてください。同じ仕組みでも、業務の流れに合わせて直さないと、現場では使われません。
- プログラマーがいない会社でも大丈夫ですか?
はい。makidai自身がプログラマー出身ではなく、AIと一緒に作っています。引き継ぎは「どこを触れば何が変わるか」を日本語の資料にして渡します。
- 費用はどのくらいですか?
小さなAIボット・自動化(1業務)で30,000円から、社内ツール・管理画面で50,000円からが目安です。詳しくはAI開発のページをご覧ください。
ご相談
「領収書の処理が溜まる」「名刺がどこにあるか分からない」「迷惑メールに大事なメールが埋もれる」。困っている業務を1つ、お知らせください。自社で動いているものをお見せしながら、できること・できないこと・費用の目安をお答えします。
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