
助成金・補助金(2026年度)
静岡でAI研修・AI導入に
使える助成金・補助金(2026年度)
静岡市の中小企業が、生成AI研修やAI導入で使える国・県・市の制度を、2026年10月時点の公式資料でまとめました。「実質無料」のような言い方はしません。どれも後払いで、審査があり、条件を外れると支給されないからです。makidaiの研修がどの制度に合うかも、条件つきで書いています。
申請の代行は社会保険労務士の業務です。makidaiは、研修計画書・カリキュラム・教材など、申請に必要な研修側の資料づくりを支援します。
主な3つの制度
| 制度 | 何に使える | 戻る額の目安 | いちばん大事な条件 |
|---|---|---|---|
| 人材開発支援助成金 事業展開等リスキリング支援コース(国) | DX化に必要な知識・技能の研修(OFF-JT) | 経費の75%(1人1訓練30万円まで)+賃金助成 1人1時間1,000円 | 実訓練10時間以上。開始の1か月前までに計画届。2027年3月末までの時限措置 |
| 静岡市 中小企業DX人材等育成支援事業補助金(市) | 民間の研修の受講料・教材費 | 3分の2、上限10万円 | 市内に本社か工場。年度内1回。国の助成金と同じ経費の二重取りは不可 |
| デジタル化・AI導入補助金2026(国、旧IT導入補助金) | AIを含むソフトウェア・ツールの導入費 | 2分の1〜(枠により最大5分の4) | 登録されたIT導入支援事業者と共同申請。研修費は対象外 |
1. 人材開発支援助成金(厚生労働省)
社員に研修を受けさせた会社に、経費と賃金の一部が後から支給される制度です。静岡県の窓口は静岡労働局です。AI研修に関係するのは次の2コースです。
| 項目 | 事業展開等リスキリング支援コース | 人材育成支援コース(人材育成訓練) |
|---|---|---|
| 対象になる研修 | 事業展開、または社内のデジタル・DX化に関連する業務に必要な知識・技能のOFF-JT | 職務に関連した専門的な知識・技能のOFF-JT |
| 経費助成(中小企業) | 75% | 45%(非正規70%)。賃金要件を満たすと60%(85%) |
| 賃金助成(1人1時間) | 1,000円 | 800円(賃金要件達成で1,000円) |
| 経費助成の上限(1人1訓練) | 10時間以上100時間未満:30万円 | 10時間以上100時間未満:15万円 |
| 時間の条件 | 実訓練10時間以上 | 実訓練10時間以上 |
| 申請の流れ | 計画届(開始日の6か月前〜1か月前)→ 研修 → 支給申請(終了日の翌日から2か月以内)→ 審査 → 支給。GビズIDで電子申請できます | |
| 期限 | 令和8年度末(2027年3月末)まで | 通年 |
対象外になる研修
- 半日(3〜4時間)や1日(6〜8時間)の研修は、単体では10時間に届かないため対象外
- 「汎用的なプロンプトの作り方」のような、職務に直接関連しない内容(2026年8月3日の改正で明文化)
- 自社で使う機器・既存アプリの操作説明だけの研修、動画を見るだけの研修
- コンサルタントによる経営改善指導、接遇・マナーなどの基礎スキル
- 教科書・教材を使わない研修、専門知識を持つ講師によらない研修
makidaiのLv.10プログラム(2.5時間×6回=15時間)は、御社の業務(資料作成・SNS・画像制作・AIエージェント)に直結したカリキュラムと教材で設計しているため、リスキリング支援コースの要件に合わせやすい形です。ただし、支給の判断は労働局が行います。計画届の前に、カリキュラムを御社の職務に合わせて書き直します。
出典:厚生労働省「人材開発支援助成金」ページとパンフレット(令和8年8月3日版)。パンフレットに「生成AI」の語はなく、DX化の例として「AIを活用した問診等、診療領域のDX化のための医療従事者へのDX訓練」が載っています。
2. 静岡市の制度
| 制度 | 内容 | 金額 | 時期(2026年度) |
|---|---|---|---|
| 中小企業DX人材等育成支援事業補助金 | 社員に受けさせる研修の受講料・教材費。民間の研修も対象(申請書に受講理由と効果を書く) | 3分の2、上限10万円(技能系は2分の1・5万円) | 交付申請受付中(終了日の記載なし) |
| AI活用促進に向けた法人研修(市の委託事業) | 事前セミナー+本研修3回。市内中小企業、各期20社・1社2名まで、選考あり | 無料 | 第1期は10月14日締切、第2期は12月上旬締切予定 |
| 中小企業等DX伴走支援(市の委託事業) | 6か月・11回の伴走。生成AI等の導入・実証を含む | 無償 | 今年度の募集は終了(7月) |
| 中小企業等デジタル活用事業補助金 | EC導入・業務効率化・テレワーク等の委託費・使用料 | 3分の2、上限50万円 | 今年度の募集は終了(5〜7月) |
市の無料研修とmakidaiの研修は、競合ではなく順番です。市の研修で基礎を学び、自社の業務に落とす段階でmakidaiの研修を使う会社が多い、という形を想定しています。市の補助金(上限10万円)は、国の助成金と同じ研修には使えません。どちらが御社に合うかは相談時に計算します。
3. 静岡県の制度
| 制度 | 内容 | 金額 | 状態 |
|---|---|---|---|
| 静岡県AI・IoT導入推進コンソーシアム | 企業の人材育成、製造現場への導入相談、マッチング。法人・団体・個人が入会可 | 入会費・年会費なし | 随時 |
| ロボット・AI・IoT導入診断アドバイザー | 課題整理、機器の提案、仕様書づくりの支援。製造業・物流業・一次産業向け。「生成AI活用の業務改善」の専門家あり | 無料 | 随時 |
| 生成AI等活用実証事業費補助金(産業振興財団) | 自動車部品の開発・設計・製造で生成AIを使う実証に限定 | 上限350万円、3分の2 | 今年度は終了(4〜5月) |
| シズオカ×AIチャレンジ | AI事業者と県内企業の協業による開発・実証 | 上限500万円、2分の1(二次情報) | 今年度は終了(9月) |
4. 国の補助金(ツール導入・Web)
| 制度 | 内容 | 金額 | 時期 |
|---|---|---|---|
| デジタル化・AI導入補助金2026(旧IT導入補助金) | ITツール(AIを含むソフトウェア)の導入費。登録されたIT導入支援事業者と共同申請。研修費は対象外(導入時の説明は役務として可) | 通常枠:5万〜150万円未満は2分の1以内。インボイス枠はITツール4分の3以内(小規模5分の4)など | 2026年10月30日締切の回あり。10月9日に第7次以降の要件変更を公表 |
| 小規模事業者持続化補助金(一般型・第20回) | 販路開拓の経費。Webサイト関連費は上限30万円で単独申請不可(二次情報) | 上限50万円、3分の2。特例で最大+200万円 | 申請11月5日〜12月15日。商工会議所の様式4は12月4日まで |
makidaiは、デジタル化・AI導入補助金のIT導入支援事業者のコンソーシアムに参加しています。AIツールやAI受付の導入でこの補助金を使う場合は、申請の準備から支援します。これまでにmakidaiが支援した申請の採択率は98%以上です(2026年10月時点)。補助金を使った導入はご相談ください。
makidaiのメニューと使える制度
| makidaiのメニュー | 合う可能性のある制度 | 注意 |
|---|---|---|
| Lv.10プログラム(15時間) | 人材開発支援助成金 リスキリング支援コース/静岡市 DX人材育成補助金(どちらか) | 職務に直結したカリキュラムに書き換えたうえで、開始1か月前までに計画届 |
| 半日・1日研修、体験会 | 静岡市 DX人材育成補助金(受講料として) | 国の助成金は時間不足で対象外 |
| AI導入支援・AI顧問 | 原則なし | コンサルティングは助成金の対象外 |
| AIツール・AI受付・AI開発 | デジタル化・AI導入補助金(登録ツールの場合) | makidaiはIT導入支援事業者のコンソーシアムに参加しており、申請を支援できます |
| Webサイト制作 | 小規模事業者持続化補助金(Web関連費、上限30万円) | Web単独では申請不可。販路開拓の計画の一部として |
助成金を使うときの注意
- どの制度も後払いです。研修費は先に全額お支払いいただきます
- 「実質無料」「必ず戻る」とは言えません。支給は労働局・市の審査で決まります
- 国の助成金では、営業資料や教材が審査で提出されることがあります。makidaiは提出に耐える教材を作ります
- 申請の代行は社会保険労務士の業務です。顧問の社労士がいない場合は、ご相談ください
- 制度は年度の途中で変わります。このページは2026年10月9日時点の公式資料に基づき、変更があれば更新します
よくあるご質問
- 社員が3人でも使えますか?
人材開発支援助成金は雇用保険の被保険者が対象で、人数の下限はありません。社長本人(役員)は対象外です。
- オンライン研修でも対象になりますか?
講師がリアルタイムで行うオンライン研修はOFF-JTとして扱われます。録画を見るだけの形は対象外です。
- 申請から入金まで、どのくらいかかりますか?
研修終了後に支給申請し、審査を経て支給されます。一般に数か月かかります。資金繰りはその前提で計画してください。
制度選びのご相談
「社員の人数」「やりたい研修」「時期」の3つを教えてください。使える制度と、戻る額の見込み、スケジュールを数字でお返しします。
公式LINEはこちらです。
出典一覧:厚生労働省 人材開発支援助成金(各コースのパンフレット 令和8年8月3日版)/静岡市「中小企業DX人材等育成支援事業補助金」「AI活用促進に向けた法人研修」「中小企業等DX支援業務 説明資料」「中小企業等デジタル活用事業補助金」/静岡県「AI・IoT導入推進コンソーシアム規約」「ロボット・AI・IoT導入診断アドバイザー」「シズオカ×AIチャレンジ」/デジタル化・AI導入補助金2026 公募要領・事務局サイト/中小機構 J-Net21(持続化補助金 第20回)。
